女性管理職登用

神戸・大阪社労士法人サポートリンクの白石です。

私の周りには女性起業家や女性管理職の方がたくさん存在しものすごく活躍されています。

政府の計画として2020年までに女性管理職を企業全体の30%(現在は約11%、米国43.7%、フランス39.4%、フィリピン47.6%、シンガポール33.8%等)までアップさせようというものがありますが、それって本当に現実的でしょうか?

男女雇用機会均等法では「女性の母性を尊重されつつ充実した職業生活を営むようにできる」という基本理念があります。そして、ワークライフバランスという事を掲げ、育児介護休業の制度拡充、短時間正社員の創出など女性の働きやすい環境整備をしています。

こうした中で無理に計画を進めていくと、能力が同じでも女性だから登用するという逆差別まで危惧されます。女性管理職として無理に当て込めるのではなく、企業の中でエキスパートに対し正当な評価をする事が必要なのでは?と考えます。

女性の管理職とワークライフバランス。どちらも重要政策には変わりありません。うまくマッチングする方法を模索する日々です。

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そういえば育メン計画も民間ではなかなか進みませんねぇ。