有給休暇の義務化

 

神戸・大阪社労士法人サポートリンクの白石幸史です

 

日本の有休の取得率は50%を下回り、100%近い欧州と大きな開きがあります。

社員から取得を申し出る今の仕組みは職場への遠慮で休みにくいとの指摘があり、企業があらかじめ有休を指定する欧州式の仕組みを導入する。というものです。

企業側からすると取ってもらってもいいよ!でも、仕事は片付けておいてね!と、言うのが本音かもしれません。労働者側にも権利ばかり主張せず「義務を果たして権利が発生する」という基本的な考えは必要かもしれません。

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労働者が休みにくい理由としては誰も積極的に取らない、代わりに業務をこなす人がいないなど、推進するだけではなかなか解決しない問題もあります。 会社でのポジションが上がるにしたがって曜日問わず仕事をバリバリこなす人が多いと感じます。確かにそれを見ている部下からすると「有給休暇ください!」と申し出しにくいと感じるのは当然と言えますよね・・・

いっそのこと、国民の休日を増やして有給休暇を減らすのもあり?かなと。